#69　パリ旅行記FIN

稚拙な貧乏旅行記も、これで最後です。

29 octobre 2010 パリ旅行記 7日目

乗り継ぎで散々な思いをさせられながらも、
セキュリティコントロールは難なくくぐり抜けました。

ロシア・シェレメチボ空港は照明が明るく、人もたくさん。
なんだろう、この活気に溢れた空間は。
往路でも驚愕したけれど、全然ロシアっぽくない。別世界。

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もうフランスの雰囲気など皆無ですが、
売店やレストランではユーロ硬貨も使えるし
かろうじてフランス語も通じた。（英語が喋れないだけだけど）

パリからの乗り継ぎで同じ焦燥感を覚えた方々とは搭乗前にお別れ。
「よかったですねー、一時はどうなることかと思いました」

いくら生まれ変わったシェレメチボ空港とは言え、この地で途方に暮れるのは勘弁ですものね。

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モスクワ⇒成田間は、気流の関係もあって僅か9時間のフライト。
ほぼ満席でした。

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タルコフスキー（字幕ナシ）観ながらうとうとしていたら
「チキン、シーフード？」
運ばれてきた機内食。
咄嗟にシーフードを選択するも…

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これ…往路のモスクワ⇒パリ間で食べたのと一緒…？？
無味。

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相変わらずサーモンは美味しかったけどね。

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もっさもっさ感満点のパンと、

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ライ麦パン？まあ、どっちもお世辞にも美味しいとは言えない炭水化物。
ああ、パリでもっと美味しいパンを食べておけばよかった…

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30 octobre 2010 パリ旅行記 8日目

機内食を食べた気がしないままふてくされて眠っていたら、夜が明けました。
6泊8日の旅程だけど、このフライトスケジュールだとやっぱりちょっと損した気分ね。

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朝食はパンケーキと何かの選択肢があり、
よく聞き取れなかったのでパンケーキにしました。

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記憶がないのですが、パンケーキの写真がないということは、食べてないと言うことですかね。
デニッシュがやたら甘くてびっくりしたことだけはなんとなく覚えていますが。

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そして鶏肉が見事なまでにパッサパッサだったような記憶もありますが。

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アエロフロートはフライトスケジュールがちょっと不便ではありますが
定刻どおりに成田へ到着するし、着陸したかしないかわからない操縦の腕は大したもの。
乱気流でもビクともしないしね。座席もちょっと広い気がする。
初めて乗ったときにひどい機体だったので10年以上避けてきたのだけれど
マイルもたまるし、また利用するかもしれません。

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ラデュレでの最後のプチデジュネから本当にバタバタで、最後は畳み掛けるような〆になってしまいましたが
お陰で（？）、乗り継ぎ便でしたがパリがものすごく近いような錯覚を起こしてしまいました。

paris2010・octobre、これにてFIN。

旅行記を書き続けることでフランス病をリハビリしていましたが、
また二週間後にはフランスへ飛びます。
寒そうだけど、ノエルのイルミネーションで光合成してくるつもりです。